こんにちは、あわ居の岩瀬です。本日より、講義「共依存とケア/小西真理子」の配信を開始しましたので、お知らせいたします。既存の紋切り型の解決策に性急に飛びつくのではなく、曖昧さやわからなさのなかに踏みとどまり他者と関わることでこそ、ひらかれてくる地平がある。そのことをあらためて強く感じさせていただける素晴らしい講義となっています。
ご視聴/ご購入についてはこちらをご覧ください。
*あわ居では2026年4月から10月にかけて、半年間の学びのプログラム「生のスコーレ」を実施しています。「生のスコーレ」の全コマ受講者向けに配信している各オンデマンド講義は、受講者以外の方もそれぞれ単発でご購入・ご視聴いただけるかたちとなっています。
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共依存とケア
講師:小西真理子
視聴期間:2026/6/15~9/15
■講義概要
人間関係の依存症を意味する共依存は、これまで否定的なまなざしを向けられてきた。多くの研究や臨床は、共依存者の声の脆弱さを証明することを試み、当人の症状を改善させたり、当人たちを引き離したり、その関係そのものを変容させたりすることに重きをおいた対処の必要性を強調してきた。だがそうした規範の外にある生にこそ、私たちが見過ごしてきた「別の物語」が含まれているのではないか。本講義では、親密な関係において暴力が生じた場合、それにもかかわらず被害者が加害者に愛着を感じているように見える事態について検討し、私たちが聞き逃しがちな声の存在を明らかにする。
■小西真理子(こにし・まりこ)
大阪大学大学院人文学研究科准教授。専門は臨床哲学、倫理学。著書に『共依存の倫理:必要とされることを渇望する人びと』(晃洋書房、2017年)、『歪な愛の倫理:〈第三者〉は暴力関係にどう応じるべきか』(筑摩選書、2023年)、『共依存とケア:ふるいにかけられる声を聴く』(青土社、2025年)など。
■参考書籍
・小西真理子『歪な愛の倫理:〈第三者〉は暴力関係にどう応じるべきか』(筑摩書房、2023年)
・小西真理子『共依存とケア:ふるいにかけられる声を聴く』(青土社、2025年)
