岐阜本の市
近況報告 · 2024/03/04
2024年3月2日・3日にJR岐阜駅アクティブG 2階3階にて開催された「岐阜駅 本の市 2024」にあわ居として出店しました。初日、二日目とほんとうにたくさんの方にお越しいただき、たくさんの方に書籍を手に取って頂けました。(初日は庭文庫さんが隣で、右も左もわからない状況のなか、とても心強かったです。)

『ことばの途上』限定版
書籍について · 2024/02/25
こんにちは、あわ居の岩瀬崇です。3月2・3日に岐阜駅のアクティブGで開催される「岐阜駅 本の市 2024」。開催はいよいよ1週間後となりました。あわ居は両日出展し、当日はこれまでに刊行した『ことばの共同体』『ことばの途上』『詩と共生』を販売予定。『ことばの途上』については、通常版だけでなく、限定版も5部のみ販売します。

はじまりの場所
近況報告 · 2024/02/24
こんにちは、あわ居の岩瀬崇です。本日、あわ居別棟の雪囲いをはずしました。雪囲いというのは、写真の左にあるような木を使い、建物を囲うことです。あるいはその囲い自体のことを指す場合もあります。主に玄関や窓部分など、ガラスがあったり人が出入りしたりする部分などに、重点的に雪囲いをつくります。例年2メートル以上の積雪がある石徹白では、この雪囲いが必須で、例年は、写真でいえば軒を軽く超えるくらいには積雪があることが多いです。

世界への信
書籍について · 2024/02/22
今夏刊行予定の『あわ居-<異>と出遭う場所』の制作にあたり、先日のAHA![ArchiveforHumanActivities/人類の営みのためのアーカイブ]の松本篤さんと、庭文庫の百瀬雄太さんとの対談に続き、2月19日に教育学者の井谷信彦さんとオンラインで対談をしました。私自身、井谷さんの書かれた教育学者のボルノウについての希望をめぐる論考、あるいは臨床教育学関連の論考に何度も救われてきた背景があり、今回、対談をお引き受けくださったことに本当に感謝の気持ちで一杯です。井谷さんのお仕事については、論文「希望、この不気味なるもの」や書籍『存在論と宙吊りの教育学』を推します。

ダイアローグと異化
書籍について · 2024/02/19
先日、「雑記帖」にてAHA!の松本篤さんと、庭文庫の百瀬雄太さんと対談をしたことを記しましたが、今回、改めて対話とはなんだろうかということについて思うことがあったので少し書いてみたいと思います。今回、お二人と対談をしてみて思ったのは、やはり対談後に、身体が「くわっ」と開かれた感じがするというか、ざっくり言えば、非常に爽快感がありました。それはどこに起因しているんだろうと考えた時に、おそらく一つにはパースペクティヴ(視点)の問題に接続するのだろうという気はします。

対談
書籍について · 2024/02/18
今夏刊行予定の『あわ居-<異>と出遭う場所』の制作作業をすすめています。ここ二週の間に、AHA![ArchiveforHumanActivities/人類の営みのためのアーカイブ]という私(わたくし)の記録と記憶のアーカイブ・プロジェクトの世話人である松本篤さんと、岐阜県は恵那市で庭文庫を営む百瀬雄太さんと対談をしました。対談の様子は書籍に掲載すると共に、あわ居のWEBでもご覧頂けるようにしていく予定です。

生の技法
近況報告 · 2024/01/17
このところ、連日の雪でしたが、それでも例年に比べれば積雪はやや少ない気がします。今日は晴れ間がのぞいていますが、どういうわけか、雪が降らない日の方が気温は低くなる傾向があるようで今朝は朝6時の時点で-9℃でした。 年明け早々の地震で、何かしら自分の中にも亀裂が入ったところがあって、改めて自分の出来ることを考える日々です。来夏の刊行を目指している書籍『あわ居-<異>と出遭う場所』の制作にあたって、年末に実施したあわ居体験者の方へのインタビューと編集作業がひと段落し、この二日間で「vol.13: 小曽根雅彰さん」「vol.14:川合友紀さん」「vol.15:阪上さん 」の3種をWEB上にもアップしました。

こんにちは、あわ居の岩瀬崇です。この画像は私にとってはトラウマを呼び起こすもので、あまり見たいものではありません(笑)。これは現在のあわ居本棟の土間部分の改修当時の画像で、これを見ると、あの毎週末の悪戦苦闘の記憶があたかも走馬灯のように想起されます。釘とビスの違いすらわからないままに勢いだけでスタートしたDIYでの改修作業は、時に友人の大工や左官屋さん、工務店の力も借りながら、結局三年ほどの時間を要しました。

昨日~今日にかけて雪が降りました。現在の積雪は10センチほど。例年ですと1~2月には200~300センチの積雪になります。私は石徹白の冬がとても好きです。もともとあわ居の周辺は車がほとんど通らないため集落の中でも各段に静かです。しかし雪に覆われた冬はその静けさが一段と際立つように感じます。微細な音を雪がさらに吸収するからでしょうか。

書籍について · 2023/12/16
こんにちは、あわ居の岩瀬崇です。今年の10月に『ことばの共同体』をあわ居より刊行しましたが、この背景には、今日は去年の秋から春にかけての自分自身の精神的な苦境が大きく作用しています。自分自身の場合、何か新たなモノをつくったり、何かを創造したりすることの背景には、これまで当たり前だったものを喪失したり、何かのきっかけでそれが破壊されたりする、そんな部分が少なからずあるように思います。

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